エコー(超音波)で海底測量/浚渫工事

  • HOME
  • ブログ
  • エコー(超音波)で海底測量/浚渫工事

超音波(エコー)検査というと何を連想されますか?

多くの方は身体の異常を診断する健康診断ではないでしょうか!

 

この技術、かなり昔から土木工事で海底測量にに使われてきました

弊社でも40年以上前から導入していて、

もしかすると健康診断より古いのかもしれません

 

西尾市南部に広がる干拓で造られた新田は、

いわゆるゼロメートル地帯で標高が低く

降雨などの内水は、排水機場のポンプで海に排水します。

ポンプによる急速な排水のため、

排水される側の海底は排水口付近では洗堀されやすく

少し先の流速が弱まった場所では、

運ばれてきたり洗堀された土砂が堆積する場所ができて

流れを悪くします

そこで堆積した土砂を排除する作業(浚渫)をする必要があります

この日は浚渫する範囲を示す赤旗の竿を目印に

エコー(超音波)を使った海底測量です

沖に見えるのは浚渫船

手前がエコー機材を載せた測量船です

測量船を走らせながら超音波で海底までの距離を測定します